算数が出来なくて人生に絶望した小学生時代。独特な感覚の正体はHSPでした。
こんばんは!
気を取り直して、おとといに引き続き、
自分のおいたちをぽろぽろと話していきたいと思います。
小学生時代に印象深い出来事は、主に2つあります。
①恐ろしく算数が出来ず、自分の人生に絶望したこと
②自らの意思で女の子のグループを移動したこと
です。
どちらも、私らしい、特徴が現れている出来事だと思います。
まず①から。
小学生1年生の足し算引き算から、さっそく躓きましたね。何度聞いても訳が分かりませんでした。
決まった数字の組み合わせを暗記することしか出来ませんでした。
小学校2.3年生になり、文章問題が出てきます。
これも、読めば読むほど、理解出来ないんです。
真面目な話ですよ?笑
小学生4年生になると、筆算が出てきます。もう、お手上げです。一生懸命に先生の話を聞いても、理解出来ない。問題に答えられない。
悲しくて…悲しくて。訳がわからない。情けない。パニックで、授業中にも関わらず、涙が出ました。
そこから、
「あ、私、大人になれないな。
「生きていけないな。」
と悟ってしまいました。
本当に辛かったです。
周りのみんなはなんの苦もなく出来ているのに、
どうして自分だけ出来ないんだろう、と
とても悲しかったです。
今思えば、発達障害でもない、発達傾向とでも言うべき、私の特性だと思います。
この、訳のわからなくなる感覚は、
社会人になってからも、経験しました。
文章問題で、沢山の情報を整理できなかったことと、全く同じです。
一度にたくさんの仕事を同時並行で進めることが、とても苦手でした。
わからなくなってしまう。
理解したいのに。
苦しい。焦る。
そんな感じでした。
あの時は本当に辛かった。
だって、誰にも分からない感覚じゃないですか。
頭がいっぱいで、追いつかない。
整理しようとしても、焦りなのか、頭が動いてくれない。本当です。思考がストップしました。
もちろん手も動かなくなるし。
そんな辛さに、仕事行きたくなくて、家の玄関で子どものように泣いたこともありましたね。
自分、発達障害なのかなって、その時は思いました。
話を戻しましょう。
小4で、算数が出来なくて人生に絶望した私は、
まず家で、勉強しました。自分なりに。
でも、分からなくて、だんだん泣けてきて、
しまいには、「出来ないよう」と、声を出して泣いていました。
その声を聞いて、弟と母親が心配して、私の部屋に入ってきて、
「そんなに泣くまで頑張らなくてもいいんだよ」
と言ってくれたのを覚えています。。。
でもやっぱりなんとかしなくちゃ、と思って、
私は、担任の先生に、マンツーマンで教えてほしいと、お願いしに行きました。
朝早く来て、先生に教えてもらいました。
周りの友達からは、
「なんでそんなことしてるの?そんなにやらなくても出来るよ。」って言われました。
でも、私は、自分のペースでしか、理解出来ない。
ひとつひとつ確認しながら、小さいメモの文字でプリントを汚しながら、筆算を勉強しました。
それから、なんとか、できるようになり、
小学生6年生になる頃には、平均より少し下くらいの出来具合にはなっていたと思います。
自分だけ出来なかったとき、怖かった。
悔しかった。
だから、その穴を、私は努力で埋めました。
中学や高校に上がってからも、相変わらず数学は苦手でしたが、
勉強は嫌いでは無かったし、数学も、おもしろいと思う気持ちはちゃんと持つことが出来ていました。
だから、苦手ではあったけど、
自分がリラックスして集中できる環境で、満足のいくまで勉強して、
みんなとの差を少しでも埋めようと、努力していました。
以上、①のお話でした。
この話、きっと、私の、わたし独特の、特性、感覚、なんだと思います。
算数の出来なさは努力で埋められたけど、
社会人で経験した、多重課題の出来なさ、この苦痛は半端じゃなかったです。
頑張ってやろうと思っても出来るものではありませんでした。
「これは努力しても出来ないな」と悟りました。
人に理解してもらえないこの感覚、
努力しても出来ないという感覚、
この限界値を持ちながら、
うまーく、社会で生きていかなきゃいけないですね。
ちなみに、ここでは話していなかったようですが、
私はきっとHSP(high sensitive person)です。
HSPの概念は、大学時代に知りました。
大学生まで生きてきて、
「自分は人違う。」「なんか生きづらい」
そう思っていましたが、
HSPの特徴が、これでもかというほど当てはまり、
自分のこの感覚に名前があったことは、なんだか安心しましたし、妙に納得しました。
発達障害ではない、何か人と違う感覚。
それはHSPという、特性でした。
さらに掘り下げると、
私はHSS型HSPでした。
天秤座の人は、HSS型HSPだと言われています。
HSS型HSPは、繊細で敏感なHSPの特徴があるにも関わらず、対照的に、刺激や冒険を求める特性もある人達のことを指します。
やっかいなんですこれが。笑
冒険心や好奇心が旺盛。
だけれども、繊細で敏感。傷つきやすい。
といった具合です。
反対に言えば、
繊細で傷つきやすいけれど、新しいことに挑戦したり、刺激を受ける体験を好む。
両方の要素を併せ持っています。
私個人的には、いろーんな価値観に共感出来るから、二面性は持っていて得だと思っていますがね😊
どちらも大事。そんな風に思います。
ちなみに、HSPの特徴の中に、算数が苦手、というのは聞いたことがないので、また別の私独特の特性だと思われます😭
多重課題がニガテなのは、HSPに含まれるかと思います。
長くなりましたが、
これを読んで、「こんな人もいるんだな」
って、知ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました😊
②は次の投稿で。
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